いろいろな種類の発作に使えるラミクタール

突然倒れて意識障害を起こしたり痙攣を起こすてんかん発作は、見る人も慌てますし発作を起こした本人も、「またどこかで倒れるのではないか」と不安感や恐怖心に襲われます。

てんかんは脳の神経細胞からの過剰な電気刺激によって、意識障害や痙攣、感覚異常が慢性的におきる疾患です。

てんかんのタイプには、この過剰な電気刺激が脳全体から発射されているのか脳の一部からなのかで分類されます。
そして、てんかんの種類によって薬の選択にもルールが定められています。

ラミクタールの主成分はラモトリギンで、この物質は脳神経の興奮を抑える作用があります。
1990年にアイルランドで生まれた成分で新しいタイプのてんかん治療薬です。

ラミクタールは日本では、部分発作と強直性間代性発作の第二次選択薬として広く使われています。
意識障害を伴う種類のてんかんにも、意識障害を伴わない種類のてんかんにも用いる事ができます。

半減期が長いという特徴があり、作用が長く続きます。
また他の薬の作用まで持続時間を長くするので、バルプロ酸ナトリウムという種類のてんかん治療薬と併用する時は、バルプロ酸ナトリウムの投与量も少なくて済みます。

発作を予防することで、患者さんは「また倒れるのではないか」という不安感や恐怖心から開放され、生活の質を上げる事が可能となります。

一人では外出できなかった人がラミクタールを飲むようになってからは、不安が軽減し一人でも外出できるようになった例もあり、
患者さんだけではなく、ご家族の負担も軽減したようです。

また、意識を失って倒れたと言う経験はないが、いつも脳の中にもやがかかったようなスッキリしない感覚があった人が、ラミクタールを飲んでからは、霧が晴れたようにスッキリした、という例もあります。

薬を飲むことで生活の質を上げて、少しでも楽しい毎日を過ごしていただける事が、製薬会社の使命です。

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